2021-09-08

何かを見てササッと絵を描いてみる。って、こんなに深かった!

人は、何かを見るとき、自分の都合の良いようにしか見ない。まあ、じっくり観察なんてしなくても、日常生活に不便はないから。それに、今は視覚情報が多すぎるので、脳も取捨選択しているのだ。おつかれさまです。

こんなご時世だからこそ、たまには何かを見て絵を描いてみるのも良いのでは?

何かを見て、ササッと描いてみる

上の絵は、友達が何気なく描いた一枚。おしゃべりしていたら、突然テレビを描いてみる、と言い出したので持っていたクロッキー帳とこども色鉛筆を渡した。最初は線だけだったけど、色を塗ってみれば?と伝えると、面白い絵になった。時間は10分もかからなかった。

本人いわく、色を塗ったほうが自分も楽しかったし、絵もよくなった気がする。と。

なんでだろう?

恐らく、線だけだとどうしても「それらしく見せよう」という意識が働いてしまう。まずきちんとした全体(体裁)ありき、のような。でも、色を塗るというのは、部分がどうなっているかという作業で、

部分が主役ということ。

しかも、隣り合う関係性で色が薄く見えたり、限られた色鉛筆でどのように表すか、など、よく見ないとできないし、いつもは使われない脳みそもフル回転だ。

そんなプロセスを踏んで最後にまた絵を見てみると、部分と全体が一体化していることがわかる。

脳科学的にはどうかわからないけど

つまり、絵を描くというのは、知らぬ間に、対象をよく見て画面上に写し取り(立体から平面への転換)、それを部分に分けてそれぞれに光を当てて、最後にまた統合するという手順を踏んでいるのだ。

こんな短い時間で、上のようなプロセスを踏めるのは、料理もあるけど「絵を描く」くらいなのでは??

凄いポテンシャルだ。

ものごとを俯瞰的に見るトレーニングにもなる。ってことは、自分の視座が上がる=知覚が広がる、ということ。この点については、また別の機会に。

ほんの10分でいいから

うまく描こう、というより何かを見てササッ描いてみる。私は最近あまりスケッチはしていなかったけど、今回の友人の絵は結構衝撃だったので、自分でもまたやろう、と思った次第。

これは、本当にオススメ!

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